
Macで使用されるパスワードの仕組み
macOSは、情報を安全にセキュリティ保護するように設計されています。お使いのMacのセキュリティは、主要な領域で安全なパスワードを使用しているかどうかに大きく左右されます。
ログインパスワード
ログインパスワード(ユーザパスワードとも呼ばれます)を使用すると、MacにログインしてMac上にある情報にアクセスできます。ログインパスワードを作成するときは、覚えやすいものにし、書き留めて安全な場所に保管してください。
Apple IDパスワード
Apple IDを使用すると、iTunes Store、App Store、Apple Books、iCloud、FaceTimeなどのAppleサービスにアクセスできます。これは、メールアドレス(daniel_rico1@icloud.comなど)とパスワードで構成されます。Appleでは、すべてのAppleサービスに同じApple IDを使用することをお勧めします。Apple IDのパスワードを作成するときは、覚えやすいものにし、書き留めて安全な場所に保管してください。Apple IDのパスワードを思い出せない場合は、Apple IDまたはパスワードを忘れた場合を参照してください。
ログインパスワードを忘れた場合に、Apple IDを使ってパスワードをリセットすることもできます。Apple IDアカウントのページにサインインします。
Webサイトのパスワード
Webサイトのパスワードを作成する必要があるときは、Safariによって推測が困難な(「強い」)一意パスワードが提案されます。提案されたパスワードを使用するか、パスキーを作成することをおすすめします。パスワードとパスキーはキーチェーンに保存され、次にサインインが必要になったときには自動的に入力されます。
Webサイトに保存したパスワードとパスキーを表示または変更するには、「パスワード」設定を使用します。アップルメニュー をクリックします。(下にスクロールする必要がある場合があります。)
パスワードキーチェーン
キーチェーンに保存したパスワードは、Webサイト、アプリケーション、およびサービスにサインインするときに自動入力されます。パスワードはキーチェーンアクセスとiCloudキーチェーンに保存できます。
キーチェーンアクセス: キーチェーンアクセスには、Macのさまざまなアプリケーションやサービスのパスワードが保存されます。キーチェーンパスワード(キーチェーンをロック解除します)は、Macのログインパスワードと一致するように設定されます。キーチェーンのパスワードについてを参照してください。
iCloudキーチェーン: iCloudキーチェーンは、お使いのMac、iPhone、iPad、およびiPod touch間で、パスワードを最新の状態に保ちます。WebサイトとWi-Fiのパスワードを保存し、Macの「インターネットアカウント」設定に追加するアカウントパスワードおよび設定を最新の状態に保ちます。情報を自動入力するようにiCloudキーチェーンを設定するを参照してください。
復旧キーについて
FileVaultを使用してMac上の情報を暗号化する場合、ディスクのロックを解除する方法や、ログインパスワードを忘れた場合にログインパスワードをリセットする方法をiCloudアカウントを使用する方法または復旧キーを使用する方法のいずれかから選択できます。復旧キーは、自動的に作成される文字と数字の文字列です。復旧キーは、第三者に見つからないように、Macと同じ場所には保管しないでください。